ROMANTIC ISOLATION(SB)
:H200

  • この時期の年頭の恒例であったロイヤル・アルバート・ホール連続公演の中から、1987/1/10〜12を収録したもの。MID VALLEYリリース。この年はセカンド・ギターでマーク・ノップラーが参加しています。さらに11日と12日はフィル・コリンズがドラムを叩いています。音質は、まさに「オフィシャルといっての過言ではない」ぐらいに良質です。文章で説明するのは難しいのですが、フィル・コリンズのドラムというのは、聞いただけで「あ、フィル・コリンズだな」とわかるものがあります。タムロールのやり方とか、おかずの入れ方とか。たとえとしては適切ではないかもしれませんが、仲間由紀恵のセリフ回しと動き方というのも独特のものがあって、顔が見えなくても動きでわかる部分がありますが(踊りのリズムの取り方とか)、それと同様に、姿を見なくても音を聴くとわかるものがあります。この時期はジェネシスでもドラマーではなくヴォーカリストであり、叩きたがりのフィルとしては、そのうっぷんをここで晴らすかのようなプレイwです。BAND AIDでもそうでしたが。非常に素晴らしい出来のBOOTで、現在ヘビー・ローテーション入りしている1枚です。